SS影王と専属人の日常『踏み出せない男達』更新、「影王の専属人は、森のひと」完結 Category:小説 Date:2019年11月22日 これにて、本作は完結となります。 ぼんやりと頭の中にあった微妙な距離感の男女が描きたくて、あまり詳細を決めず書き始めた作品だったのですが、投稿サイトさんの方で恋愛カテゴリで登録しているにもかかわらず、本編ではなかなか主人公二人の恋愛が進展しなくてあせりました(;'∀') SSの日常編の方でようやく動き出したかな、という感じにはなりましたが、結果としてリーフィアはヴァルターへの感情が恋愛感情だと自覚しないまま幕を閉じた形になり、完結している作品の中では初めてヒロインとヒーローが作中で結ばれるに至りませんでした(^^;) 作中では確たる結果としては描かれませんでしたが、この後きっと二人は様々な紆余曲折を経て、最終的には結ばれる形へと至ったのだと思います(^^) ヴァルターがリーフィアに日なたの幸せをあげる為にはクリストハルトの頑張りが不可欠なので、後にクリストハルトはシルフィールの兄という立場から踏み出す決意をして、ヴァルターと共に様々なしがらみと戦い、政権の基盤を安定させた後、やがては女王シルフィールの配偶者となったのかもしれません。あるいは自分が王のままシルフィールを配偶者にしたかも? 様々な道が考えられますが、わたしは登場人物の頑張りが報われる話が好きなので、いずれにしてもこの四人は協力して苦難を乗り越え、幸せになれる道を掴んだのではないかと思います(*^▽^*) SSの方でもうちょっとシルフィールを出してクリストハルトと絡ませるべきだったかなぁとも思うのですが、力不足で上手いことまとめられませんでした(-_-;) 反省すべき点も多々ありますが、作者としては楽しんで書くことが出来ましたので、次回作への糧としていきたいと思います(*^-^*) 読んで下さった方、ありがとうございました<(_ _)> 少しでも楽しめていただけたら幸いです(*^-^*) どうかまた、次の作品でもお会い出来ますように(@^^)/~~~ [5回]PR
SS影王と専属人の日常『影王の専属人は、森のひと』更新 Category:小説 Date:2019年11月14日 昨日更新しました(^^) タイトルが入っていますが、まだ最終話ではありません(^^;) 以下、ネタバレも含みますのでまだ読んでいないよ~! という方はお気を付け下さい↓ リーフィアは悟りを開きました(笑) 次話でヴァルター自身も語ることになるのですが、ヴァルターは本当に難しいというか面倒くさい男なので、こういう相手を好きになってしまった人は本当に大変だと思います(^^;) イーファとの恋に恋をしていた恋愛しか経験がないリーフィアは恋愛事に相当鈍くて、未だ自分がヴァルターに惹かれていることに気付いていませんが、だからこそこういう距離感を保てるのかもしれません。 そこそこ恋愛経験を積んでいるヴァルターは自分がリーフィアに惹かれている自覚があるので、適正な距離を保つように律していますが、苦労し始めていますね(;'∀') いつまで持つかな(^^;) 次回、最終話となります。 最後までお付き合いいただけると嬉しいです!(*^▽^*) [0回]
SS影王と専属人の日常『それはきっと、獣耳のせい』更新 Category:小説 Date:2019年11月06日 少し長くなったので、ふたつに分けました(^^;) 以下、今回更新分の話になりますので、まだ読んでいないよ~! という方はお気を付け下さい↓ 作中のマタタビ酒「マタタムブ」の名はマタタビの語源と言われるアイヌ語から取りました(^^) 策士クリストハルトはさくっと火種を下げ渡しています(;・∀・) リーフィアは無自覚ですがヴァルターの匂いが好きなので、彼の匂いが染みついた部屋でリラックスして開放的になり、大胆な愛情表現になってしまいました(;'∀')アハ 猫が額や頬をこすりつけるのは「わたしのもの!」というマーキング的な意味合いを持った愛情表現らしいですが、リーフィアの行動も概ねそんな感じですね(*´艸`*) まあ人間も好きなもの、可愛いものには頬ずりしたくなりますから、感情を持った生物に共通する感覚なのかもしれませんね(*^▽^*) 耐え忍んだヴァルターはリーフィアの「こうされるのが好き」なことをひとつ知りましたから、いつかそれを使って仕返しをするんじゃないでしょうか(^▽^;) [1回]
SS影王と専属人の日常『影王の予言と忖度』更新。 Category:小説 Date:2019年10月26日 今回更新分でクォルフの村を舞台にしたSSは終わりです(^^) 前回更新時にブログを書かなかったので、前回分と合わせて内容に触れてみたいと思います。 以下、興味のある方はどうぞ~↓ 『賑やかと騒がしいは紙一重』 あまり語られてこなかった五人姉弟の長女であるリーフィアの家庭環境に触れた回。 以前ブログにも書きましたが、こういう環境で育ってきたリーフィアは長女気質なのだということを読者の方に改めて知ってほしい思いがあり、書き下ろしました。 長子は何かと大変なのです(^^;) ちなみにクォルフの持つ色彩はみんなほぼ同じ。 若干の色味の違いはありますが、耳は萌黄色、髪は亜麻色、瞳の色は琥珀です。 『影王の予言と忖度』 ヴァルターの年齢についてこれまで具体的に触れてこなかったので、この辺りで明確にしてみようという思いもあり書きました。 前の二話がSS……? と首をかしげてしまうような字数になってしまったので、久々にSSらしい字数で収まり良かったです(^^;) [3回]
SS影王と専属人の日常『盛大な行き違い』更新 Category:小説 Date:2019年10月18日 少し間が空きました(^^;) 小説の更新もそうですが、SS影王と専属人の日常に入ってからしばらくブログを書いていなかったので、この辺でSSの各話について少し触れてみようと思います(;'∀')アハ 興味がありましたらどうぞ~↓ <(_ _)> 『ふとした懸念』 リーフィアの立場からしたら、これは気になるだろうなぁと思うところを書きました。 ここからヴァルターの「リーフィ」呼びが始まって、話し方も本編より砕けた感じになっていきます。 表記されるのは次話からですが、今まで「あんた」と言っていたところもSSでは「君」に変わっています。細かいところですがね(^^;) 『ふとした疑問』 本編冒頭で語られたきりですが、リーフィアは五人姉弟の長子で、四人の弟妹がいます。 長女気質で世話焼きの面があるので、愁いセンサーを感知すると気になって放っておけません。 無自覚にヴァルターを意識し始めていることも手伝って、ついつい熱くなってしまった感じ(^^; リーフィアは長女気質だということが読者の方には伝わりづらいかもしれないと作者的に感じたので、SSで別にその辺りの話を書く予定です。 『影王は、専属人の耳をモフりたい』 ヴァルター視点。 これまで異性としてリーフィアのことを意識していなかった彼の深層意識に変化が起きる回です。 明確な言葉にならない衝撃を受けたことに反応して、衝動的な意地悪に及んでしまっているヴァルター。ある種の防衛本能が働いたと言えるのかもしれません(^^;) 『印象は人それぞれ』 ヴァルター視点。 無意識化で何となく互いを意識し合っている二人。 意識している人の過去の恋愛事情は、気にはなるけど、実際に聞いてしまうと何だか嫌な気分になってしまうものですよね(^^;) ふとしたことで浮き沈みする、そんな心模様を描いてみたくて書きました。 『甘いものは、好きですか?』 両視点、ヴァルター寄り。 本編ではヴァルターに対して取り繕った不愛想な表情しか見せてこなかったリーフィアも、専属人として共に過ごすうちに、打ち解けた自然な表情を見せるようになってきました。 普段から構えていないので、とっさの時など、逆に表情を取り繕うことの方が難しくなってきています。 ヴァルターの方はリーフィアの存在を心地好く感じるほどに、失うことへの恐れと、それに相反する感情への葛藤を募らせていっているようです。 『盛大な行き違い』 今回更新分です。 悪いクセが出て、SSと言っていいの? というような分量になってしまいました(-_-;) ①、②という感じで分割しようとも思ったんですが、キリ良く分割できなかったので、そのままにしました(^▽^;) イーファは寡黙な人という設定なのですが、話の都合上たくさん喋らせることになってしまい、もっとうまい展開には出来なかったのかな、と反省しきり(__) クォルフの村を舞台にしたSSはもう少し続きます(^-^; [1回]